LPガス発電機

 

 

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非常用LPガス発電機 

ガス電くん

 

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■ 災害に対する認識

 

 日本はインフラがとても整っており、余程の山奥でもない限りどこに出かけても電気を自由に使える環境があります。これは電気に限らず水道や通信・道路なども同じで、日本国内隅々に至るまで毛細血管のように行き渡り、世界的にみても大変恵まれた国と言えます。そのせいかわたしたちはあまり「万が一」の場合を想定することが無かったのではないでしょうか? 仮に停電が発生しても恐らく数分で復旧するだろうという思い込みがありました。またいざとなれば何とかなる大丈夫という根拠のない過信もあったりしたのではないでしょうか。

しかし、2011年東日本大震災以降これまで想定外と言われたような災害が、毎年のように北は北海道から沖縄に至るまで全国で発生しています。これまで比較的に安全と言われた地域でも大雨や台風による土砂災害、河川の氾濫などが起きています。いままでは「災害=地震+津波」いう発想が大方でしたが、最近は災害に対する見方が変わってきたように思います。特に昨年(2019年)千葉県を襲った台風は最大風速60mという超強風が心配されましたが、その先を見据えた対策や行動にはいたりませんでした。当然台風が過ぎ去った後になっても国や自治体もその想定外の被害を把握できていませんでした。

電柱が倒れただけなのに、・・・いざ停電になってみると私たちの日常は一変しました。

 

 

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■ 災害への取り組み

 

 昨年千葉県房総エリアを襲った台風は住宅の屋根瓦を吹き飛ばし、木々や電柱などをなぎ倒しました。そのため住民の生活に必要な電気が3ヵ月も奪われた地域もありました。神奈川県のタワーマンションでは電気施設への浸水により、長期にわたり停電被害を被ったケースもありました。わたしたちの生活の中で電気は必要不可欠なインフラです。停電は夜間の灯りが燈らないだけではありません。電話がつながらない、インターネットも使えない、携帯の充電ができないなど情報を受発信する手段が制限されます。また水道が出ない、ご飯が炊けない、トイレが流せない、エレベーターが動かないなど生存そのものを危うくすることにも直結してしまいます。

東日本大震災以降で原子力発電所の電源が水害により失われた経験をしっかり認識し準備する必要があります。

 

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★自助・共助・公助という考え方の推進と定着

 

①自助・・・まず自分の身は自分自身で守るという思考を持ち備えを準備しましょう

②共助・・・近隣のご近所さんや、災害時にいる周囲の人たちと協力してお互いの身を守りましょう

③公助・・・普段からのインフラ整備、避難所の確保運営、災害時の食料などの備蓄

      避難民の救助・保護、避難中の安全確保、最新情報の共有など

 

 わたしたちが取り組むべきことは、まず「自助」です。アメリカの映画などを見ると、竜巻などで自宅が吹き飛ばされ、あたり周辺が何も無くなっても地下室から地上に顔を出すシーンがあります。基本的に自分のことは自分で何とかするという発想があります。だから長期間滞在が可能な自家発電や食料などが準備されています。自分のことは自分で守るという考え方が定着しているようです。

 

 

 

■ 近年の災害による停電状況

 

 

  災害    停電時間      世帯数
東日本大震災(東北)    168時間 4,400,000世帯

東日本大震災(関東)

     72時間 4,040,000世帯

熊本地震(前震)

           25時間 16,700世帯
熊本地震(本震)            89時間 476,600世帯
大阪北部地震           2.5時間 170,940世帯
胆振東部地震(北海道)            75時間 295,000世帯

■ 大地震が発生したら.....

 

 

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 東京都の直下型地震の被害想定において、 電力の7割復旧が4日後、非常時の備えとして72時間は電力確保が必要と考えます。現代社会では3日間電気が無いと命に関わる方が大勢います。

■ 電気が命をつなげます

 日本の電気使用量は世界第3位です。世界平均の3倍にあたる消費量です。電気の依存率も世界3位です。

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非常用LPガス発電機とは

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製造メーカー 株式会社昭栄

2019年台風15号の際、千葉県のお客様では連続90時間の運転実績報告もありました。

燃料が(LPガス)切れた為の停止でしたが、その後メンテンスを実施し再度稼働しました。 

 

 

365日24時間守る発電機

自動運転モード中、停電検知5 秒後にエンジンが起動し約25 秒で電力供給を開始、停電復旧後は自動停止し商電に切り替わるため発電機の燃料を無駄にしません。

長時間の停電でも頑張ります

非常時に72時間(3日間) 連続運転します。(3日分の燃料を準備しておく必要があります。)

自動試運転で自己診断

自動試運転機能内蔵で、定期的( 毎週・毎月) にエンジンを起動させ異常時には発電機内のブザーとランプでお知らせし、事前に対処する事でもしもの時の備えを万全にします。

設置場所に悩まない

小型機のSGS-4000BT(5kW モデル) なら、畳1 枚程度のサイズでスペースが少ない 一般住宅や小規模事務所などでも設置可能です。 また、重量も300kg 以下なので条件により屋上設置も可能です。

公害対策基本法

環境省の大気汚染防止法で決められた排出基準を楽々クリアする環境性能で、『ばい煙発生施設』に該当しませんので条例などある地域でも導入実績があります。

小型機からキュービクル式

総務省消防庁の火災予防条例の規定に基づく10kW 以上の発電機に定められた「キュービクル式変電設備」の基準を全機種でクリア( 注: 既存販売している機種)していますので 発電容量に関わらず、日本全国どこの地域でも消防の設置届けの提出が可能です。

発電設備の保有距離(消防法)

総務省消防庁の自家発電設備に「非常電源 ( 自家発電設備) 試験基準」により、表1.5.5 に示す保有距離を有して設置することとされています。

 

 

 

【導入先設置事例】

 

さくら観光バス株式会社 様(埼玉県久喜市)

https://sakura-kankou.jp/company/

 写真掲載許可済

【久喜市と災害協定締結】経産相の補助金を活用いたしました

 

天野社長のバス会社としての使命をしっかり果たしたいとの思いから、「避難者の受け入れ」並びに「避難者のバス移動による送迎」を盛り込んだものを提案いたしました。

 

 

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・久喜市と災害協定を締結       ・発電機を2基設置       ・LPガスバルク(500kg)

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   ・発電機操作画面          ・発電機     ・バス給油所   ・隔壁を隔て発電機とLPガスバルク